2014年1月12日日曜日

デジタルカメラ。

ちょうど1年くらい放置していたデジカメ。
 
今日、なんとなく見たら
 
娘っ子が産まれた頃の思い出がつまりすぎて
 
目頭と胸が熱くなった。
 
 
生後10日目くらい。
 
この写真の瞬間は今でもはっきり覚えてる。
 
面会に行ってもいつも寝てばかりだった娘っ子と
 
初めて目が会った時だった。
 
保育器の中で。
 
ミルクを飲んでゲップをさせてもらっている所。
 
このとき「ごめんね、お母さん」
 
って言われてるような気がして涙がにじんだ。
 
でも本当は娘っ子は「ごめんね」なんて思ってなかったのかも
 
しれない。
 
私の心が勝手に自分の気持ちを変換してたのかもしれない。
 
雛鳥のように可愛くて、たまらなく愛しく思えた瞬間でもあった。
 
 

↑生後3週間目くらい。
 
日に日に目を覚ましていることが多くなってきてたけど
 
やっぱり寝てることのほうが多かった。
 
そして泣いているところを見たことなかった私は
 
しきりに
 
「娘は泣きますか?泣くんですか?どうして泣かないんでしょうか」
 
と看護師さんに聞いていた。
 
泣きたくてもそんな元気もなかったのかも
 
なんせ心臓の4分の1に穴があいていたので。
 
 

↑生後1ヶ月半ごろ。
 
心臓を手術する病院へ転院される日のこと。
 
風邪をひいてしまい
 
鼻水がひどくて尚且つ鼻チューブの入れすぎて
 
鼻血が出てしまい
 
経口チューブを初めてした日。
 
口から喉を通って胃に入ってる。
 
もう考えただけで鳥肌が立った。
 
でもチューブの先の黄色いキャップをおでこに乗せて
 
「鞍馬天狗~♪」
 
と遊んでいた写真。
 
↑生後2ヶ月半くらい。
 
おもちゃを鼻に突っ込んで
 
「息ができまい。フフフ」
 
と遊んでいた写真。
 
されるがままの娘っ子。
 
↑生後3ヶ月半くらい。
 
こぼれ落ちそうなホッペ。
 
なかなか体重の増えなかった娘っ子は転院してから
 
約2ヶ月間母乳を鼻から注入した後に
 
オイルを飲まされていた(注入されていた)
 
体重を増やすためにそんな方法があるのかと
 
びっくりした。
 
突然1週間に100グラムとか増えて
 
オイルって。。。
 
大丈夫なん。。。
 
将来肥満になったりとかしないんやろうか
 
とか心配してたな。
 
まぁでも
 
そのおかげで体重が3キロ台に乗り
 
生後4ヶ月を目前に心臓の手術が決定したのだった。
 
それからがまた地獄の入院生活のはじまり~
 
だったのだけど
 
それはまた書こうと思う。